最近のバイオ株物色には打ってつけの材料でした。本日(1/24)のNHKお昼のニュースでがんの「再発」を防ぐ新薬の実用化に向け、近く臨床試験の申請を行うと報じられた大日本住友製薬。
同社株は後場から買いが殺到しました。その前は、「北朝鮮が核実験の実施を警告」といった材料で、東京計器や石川製作所などの防衛関連が人気化したり・・・

為替市場の方では有事のドル買いを狙った仕掛けでしょうか? 急速に円安が進行し、日本株は全体的に上昇しました。

感心したのは、東証一部の値上がり率上位銘柄の動き。大体、全体に買いが波及すると、材料系の株はだれる場面があるものですが、上位10社の分足をみると、だれた時間帯はほとんどない。「だから上位なんだ」といわれればそれまでですが、今の短期資金のパワーは凄いですね、買いが途絶えません。信用取引の制度変更の影響もあるでしょうか。

ファナック(6954)が1/4高値から、昨日の安値まで18%程度下げています。日経平均採用の値がさ株でここまで下げた銘柄はありません。業績面に問題がなければ、ひとまずリバウンド狙いの買いタイミングではないでしょうか。

銘柄コードが似ているので、キーボードを押すときにいつも間違えるのですが、アンリツ(6754)が再び動きだしてきたようです。昨年はLTE関連といわれました。その関連で気になるのが電気興業(6706)です。チャート上で、もち合い期間が長ければ上値は早くて大きいといった理屈を、日経平均の昨年秋口からの動きを例に、最近ご指摘される方がいますが、それならばこの株の昨年10月からのもみ合いは気になります。上か下かはわかりませんが、出来高が増える場面を見逃さないでください。

東野幸利
株式会社DZHフィナンシャルリサーチ