少しずつ夜の時間が短くなってきましたね。朝の業務が集中するものですから、自宅を出るときに感じます。自転車で坂道を下るところがあるのですが、前に邪魔する障害物は何一つありません。そのおかげで月の眺めが綺麗なんですよ。満月のときは明るいですよね。確かにトラックのフロントランプよりも明るいです。

 満月は、月と太陽が地球を中心に180度の位置にある状態です。逆に両者が0度になるときは「月食」、新月の始まりです。
 よく相場に連動させた考え方をする人がいますが、私もその一人で実は大ファンです。
 昨年からの下落相場の最中です。今はそうでもないですが、NYダウの100ドル安程度では下がったという印象は受けませんでした。200ドル〜300ドル程度の変動は結構ありましたから慣れてしまっていたんでしょうね。日経平均も同様です。テクニカルが効かないとか、日経平均のリンク債のノックイン価格がまだ下にあるからまだまだ下落するとか・・・。いつ止まるものかと、かなり不安になりました。このまま“ゼロ”になってしまうのではと思われた方もいたのではないかと思いますよ。

 テクニカル分析は効かないわけではないのです。かい離率やオシレータ系指標などでも「ピッタリ」と大底を当てることは出来ないですが、ローソク足の組み合わせパターンは「意外とピッタリ」信頼性が高いです。しかし、何も見ないで「ドンピシャ」の方法があります。それは、「新月、満月」のサイクルです。

 私が1月22日の早朝に自転車で坂道を下ったとき、お月様の光が・・・・眩しい。“満月かな”と思い、会社に着いて直ぐに暦を見て確認しました。「満月」でした。対外的に「満月」だから今日が大底です・・・とは言えないものですから、必死になって買い材料を自分なりに整理していたのを思い出します。
 昨年の8月急落以降を見ますと、9月11日新月では二番底、9月27日満月は変化(加速)、10月11日新月は天井、10月26日満月は変化、11月24日満月の前営業日22日は変化、12月10日新月は変化近辺、1月22日満月は底、2月21日満月は変化・・・3月は8日が新月、22日が満月ですが、その近辺で変化があるということです。

(株式会社T&Cフィナンシャルリサーチ 東野幸利)

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