ワールドカップ日本代表のトーナメント第一戦は、御存知のように、2点先取するも、最後の最後で逆転されてしまい、残念ながら負けてしまいました。サッカーがそれなりに好きな私は、本当に悔しかったです。こんなに悔しい思いをすることって今まであっただろうか、と思われるほど悔しかったです。そして涙が出ました。そのうち残念な気持ちが強くなってきて、今でも思い出すとやはり涙がこみ上げてきます。未明にかなり力が入ったので、午前中は逆に中々力が入らなくて弱りました。

ところで「悔しい」と云う感情は、一体何なのでしょうか?和英辞典で「悔しい」を引くと、regret とか frustrated が出てきます。しかし regret と云うと、同じ悔しいでも後悔と云う意味に聞こえ、ジメッとした感じがあります。一方 frustrated と云うと、何かイライラした感じがあります。今朝の悔しさは、ジメでもなくイライラでもなく、もっと自分自身に対する怒りに近い、コンチクショー!と云う感じだったでしょうか。英語で云うと Damn it! とか FXXX! みたいな。

何に対する怒りだったのだろう?対戦相手ではありません。もちろん日本代表の選手に対してではありません。思いが届かなかったこと、思いが叶えられなかったこと、欲しいものが手を伸ばせば掴める所にあったのに、それが一瞬にして奪われてしまった喪失感、行き場のない怒り。悔しいと云う気持ちは、とても強い感情です。あまり持ちたくない感情ですね。

最後に思うこと。カントクはつらいなぁ。お疲れさまでした。