明日はマネックスグループの株主総会です。上場しているマネックス(証券もしくはグループ)として19回目の議長を務めます。その他にも5つの上場企業(日本の4社+米マスターカード)の株主総会にも社外取締役として参加してきましたし、上場企業株主総会に関しては、オタク中のオタクというか、かなり詳しいです。
2001年、上場企業としてのマネックス証券が初めて株主総会を開いた時から、マネックスはずっと土曜日に株主総会を開いてきました。なるべく多くの株主の方に来ていただこうと思ったからです。今ではそんな会社も増えましたが、当時は本当にとても珍しく、やめるべきであると担当者からも信託銀行からも強く云われました。
私の経験では、総会には本当に個性があって、同じルールに基づいた「上場企業」の、しかも最も厳密にその要素等が規定されてる株主総会であるにも関わらず、その内容や雰囲気は、正に千差万別です。その会社自体の雰囲気の影響を受けるかというと必ずしもそうではなく、株主総会は一種独立した、そして幅広い個性を持った、独特の存在、しかも生きている存在のように思われます。同じ会社の総会でも、時の変化と共に大きく変化します。
明日の総会はどんなものになるだろう?私に、私たちに出来ることは唯ひとつ。ありのままに説明することだけです。新年を迎えるような気持ちで、株主総会2018を迎えたいと思います。