レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー。これらの言葉の頭文字を取って、これらの方々の総称をLGBTと云います。LGBTは、自分には関係ないと思う人もいるかも知れませんが、人口比率では約7%と云われており、それは左利きの人やAB型の人の人口比率とほぼ同じです。自分の家族や親戚、友人、同僚の中に左利きの人がいるように、普通に存在しているのです。

プラトンは紀元前400年頃の人ですが、彼が書いた「饗宴」(シンポジオン)と云う本の中に出てくる、アリストファネスが説いた愛の形は、LGBTの存在を普通に前提として書かれているので、その頃は、LGBTは今より広く当たり前に認識されていたのでしょう。これは私のあくまでも思い付きの憶測ですが、その後宗教が生まれ、強くなってきて、宗教は或る意味で人口の戦いなので、人口を増やすために、LGBTを認めない風潮が、或る時期、或る地域で、強くなったのではないでしょうか?もちろんそれは理不尽なことです。

全ての人にフェアな社会が実現するといいですね!