水産物を元気に生きたまま遠距離輸送する方法として、以下の2つの話を聞いたことがあります。

ひとつは、生きたアジを運ぶ時に、水槽に一匹だけうなぎを入れておくと、アジを新鮮で元気なまま運べるという話。もうひとつは、ナマコを水槽に入れて陸送する時も、通常なら息絶え絶えになってしまうところ、天敵の蟹を入れたカゴを水槽に入れておくと、ナマコは緊張し、その結果元気なまま運べるという話。どちらも聞いた話なので真偽の程は明らかではありませんが、さもありなん、という気がします。

昨晩も、この話の人間バージョンを目の当たりにしました。刺激物、或いは天敵は、時に、或いはいつも、いいものですね。というか、そのように上手く活用するのがいいですね。さて来週から新年度です。来年度もよろしくお願いします!