BBCの生放送で大爆笑の放送事故が起きました。多くの方が御存知だとは思いますが、韓国の状況を解説する専門家(大学教授でしょうか?)が自身のオフィスのような場所(これが実は自宅書斎)からコメントするのを、BBCのスタジオから繋いで放送していたのですが、その真面目そうな専門家が話している後ろのドアが開き、子供が一人乱入、更に赤ちゃんも乱入してきて、お母さんが慌てて二人を引きずり出す模様がずっと放送で流れ、コメントを続ける彼も思わず苦笑して謝りながらコメントを続ける(或いは続けることが出来ない)様子が、あまりにも微笑ましく、いや爆笑を誘うもので、世界中に拡散した訳です。

この爆笑事件、出てくる素材はごく普通に私たちの周りに存在しているものです。
ただしもちろん、ありきたりの様子を放送しても全世界的爆笑にはならない訳で、何かが起爆剤となって、平凡な生活光景が、恐らく数千万人、もしかしたら数億人の心に残る映像になったのであり、その起爆剤が何であるのかを分かりたいという気持ちになります。これは人、特に集団と対話している時に、どうやったらこの人たちの心に火を点けられるか、ということを考えることが多い私にとっては、重要なテーマです。

いずれにしても、笑うことは健康にとってもいいので、この週末はなんか体調が浮揚したように感じます。笑みを誘うまでは行かずとも、顔をしかめる必要のないサービスを我々は目指していかねばならないと思うのですが、まだまだ全然足りていません。すいません。爆笑から始まった話は反省に帰結してしまいました。焦らず弛まず頑張ります。