2月28日 <>
昨日の日経新聞のジェフリー・サックス米コロンビア大教授の「グローバルオピニオン」は、とっても当たり前の内容ではあるのですが、腑に落ちる話でした。ザックリ云うと、アメリカで起きている分断は共和党対民主党ではなく、持てる者であり多様性を認めない今の利益を最大化し未来の環境を考えない層と、持たざる者であり多様性を求め未来の利益や環境を考える層の分断であり、それは主に世代間のギャップであり、4年後の大統領選は、後者の支持する者が大統領になるだろう、というような内容でした。当たり前ではありますが、慧眼です。私は以前から云ってるように、トランプの主張・考え方を評論するよりも、それらを丁寧に観察しようとしています。或る意味クールで客観的でありたいと考えているのですが、このジェフリー・サックスの観察は冷静です。今の流れは4年で変わるかも知れないという大前提を肝に銘じて、様々なことに取り組みたいと思います。