今日は私の故郷、埼玉県民の日。個人的には思い出深い日です。

それはさておき、トランプ旋風が止みません。大きな興味を持って様々な動向を追っており、思うことも多くあるのですが、一番強く思うことは二点。ひとつは、デモなどに表されるように、強い感情が吹き出していること。アメリカ人の友人が何人も、普段は穏やかなのに、とても強い調子でフェイスブックに長文を書き込んでいます。感情は、個対個では重要な場合が多いですが、ビジネスや政治には果たして有効であろうか、慎重に考えたいと思います。いずれにしろこれは、他人の感情なので、時間と共に落ち着くのを待つしかないでしょう。

もうひとつは、トランプ肯定派と否定派の視点・考え方が、あまりに隔たっていて、その距離感が大きいこと。ここまで拡げてしまったかぁ、と感じてしまいます。こちらは、何もしないで待つのではなくて、双方の考えに耳を傾ける努力が有効かと思います。そこで、トランプ本人も含め、双方の代表的な視点を主張するメディアや人間を選んでツイッターをフォロウすることにしました。これが中々面白い。ま、賞味期限はトランプが正式に大統領になるまで、或いはもっと短いかも知れませんが、情報や示唆に富みます。

私はどちら派でもありませんが、事実としての今後のアメリカ社会の方向性を受け入れ、先読みする努力が責務だと考えているので、これからも情報には貪欲でありたいと思います。