アメリカ大統領選。やりましたねー。BREXITと同様、一般的と思われる世界の期待を裏切る結果となりました。直接民主主義二者択一の恐い所であり、そしてまた醍醐味でもあるでしょう。実はこのつぶやきを書いている時点では、まだ最終結果は出ていません。然しながら分かっている重要なことがひとつあります。いずれの結果であっても、反対意見のアメリカ国民がほぼ同数いるということです。
BREXITの時もそうでした。これって厄介ですよねー。
現代のように価値観が多様化し、同時に格差が広がっている時代に於いては、或る者は直接民主主義は限界に来ていて危険だと考え、或る者は直接民主主義こそが最終安全弁だと考えているでしょう。これも厄介だ。と、ここまで書いていたら、トランプが次期大統領に決まったとのこと。おぉー。昨日も書いたように私は驚きません。ちょっと違う新しい世界が、これから創られていくのでしょう。
ところで某国政府と中央銀行は、開票の進捗とマーケットの変動に鑑みて、緊急会合を開くことになった(そして開いた)とのこと。え?緊急会合?今日はどちらにしてもサイコロを振るようなことになるのは明らかだった訳で、緊急に開くことにするのではなくて、予め会合を予定しておくべきではありませんでしたか?のどかな国です。昨日も書いたように、ここからマーケットを俯瞰して、冷静にトレーディングと投資をしていくことが肝要です。