中国湖北省武漢に再び来ました。日本ではあまり馴染みのない所ですが、人口が1000万人を超えていると云いますから驚きです。武漢に来るのは何度目だろう。今、ホテルにいますが、窓の下には揚子江が流れています。武漢と云えば黄鶴楼、黄鶴楼と云えば李白。
故人西辞黄鶴楼(故人西のかた黄鶴楼を辞し)
煙花三月下揚州(煙花三月揚州に下る)
孤帆遠影碧空尽(孤帆の遠影碧空に尽き)
唯見長江天際流(唯見る長江の天際に流るるを)
あいにく今日の武漢は、雨なのか、曇りなのか、スモッグなのか、いずれにしろ揚子江の水平線と空の区別が全く付きません。まさに長江が天際に流れています。武漢にはビジネスパートナーがいるから来るのですが、明日未明には既にここを発ちます。パートナーの彼から見る情景が、李白の歌のようなものでしょうか。
今日は実りのある議論をしてから、白酒を(控え目に)飲んで、親交を深めたいと思います。