イーロン・マスクとマーク・ザカバーグのメッセンジャーでのやり取りが話題です。本物か偽物かは定かでありません。ザカバーグがアフリカにもインターネットを、とイーロン・マスクのスペースXで通信衛星を打ち上げようとしたのですが、その打ち上げが失敗に終わったことを、イーロン・マスクがザカバーグに伝えるやり取りです。その軽いノリのやり取りや、米語の感覚、特にメッセンジャーのようなアプリで使う短い言葉の感覚が、本物か偽物かを超えて、最高に面白いです。

そのやり取りの中に、wtfという3文字だけの句が出てきます。これは、What the fuck. の略であり、「まじかよ。ふざけんじゃねーよ。」という感じでしょうか。この言葉を聞いて思い出すのは、今から30年近く前、ソロモンブラザーズという米投資銀行に新卒で就職した私は、英語が全く出来なかったのですが、アメリカ人相手に喧嘩に負けてはいけないと思い、毎朝シャワーを浴びながら、"Get the fuck out of my sight."というフレーズを、途中で切れずに一気に速く云い切る練習をしていました。何度も何度も、スムースに云えるように練習するのです。喧嘩は最初のセリフでまごついたらオシマイだと思っていたのです。阿呆ですね。

実際に使うことは、ソロモンではなかったのですが、ゴールドマンに移ってから或る時使ったら、そのあと大変なことになりました。。。ま、若気の至りです。でも、メッセンジャーでwtfとだけ書かれると、軽い感じで感情的にならなくて、中々いいと思います。が、本当のところはどうなんでしょうかね?報道の真贋が気になる今日この頃です。では!