今日、八十五歳になられたお客様から、御礼の直筆のお手紙をいただきました。こちらこそ本当にありがとうございます。直筆の手紙とは、いいものです。私は、現代に於けるこの年齢の人間としては、平均よりも直筆の手紙を書く方でしょうか。とっても少ないですけどね。

思い出に残る手紙というものがあります。自分で書いたもの、自分宛てに書かれたもの、私のために他人宛てに書かれたもの。しっかりとした書式で便箋・封筒によるものから、一筆箋とか、或いは簡単にメモに書かれたものまであります。以前、飲み代の割り勘を翌日に現金書留でいただいて、その中に小さなメモ書きがあってその方の温かい心を強く感じたこともありました。

手紙は、形ではなく、気持ちなのだと思います。気持ちを届けるためのコンテナ。大切にしていきたいですね。