この2ヶ月間、本当に地球を飛び回っていたのですが、ようやく一段落付きます。7月、8月はずっと日本にいる予定ですし、そのあとも海外は月一回弱程度のペースに落ち着きます。私は海外出張にはとても慣れていて、究極のトラベルライト(旅行の荷物が少なく軽いこと)ですし、海外を飛び回ることにさして負担は感じません。但し出張時と日本にずっといる時では、凸凹とした感じに、それぞれにいい点と悪い点があります。

新しい刺激を得ること、新しいネットワークを構築すること、普段の考え方の枠組みから飛びだした発想をすること、ちょっと時間を掛けて新しい或る事を研究すること。これらは海外出張時の方が向いています。一方日本に落ち着いている時には、時間の掛かる実行作業にしっかりと取り組むとか、人とじっくりコミュニケーションを取るとか、要は当たり前ですが一回では済まない長さの時間が必要な作業を貫徹するのに向いています。両方出来るといいんですけどね。
と云うか、このネット環境の発達した時代、居ながらに世界中と繋がることが出来るので、両方を実現することは可能な筈です。ただ、ネットで繋がると情報は得られても、風を感じることは出来ません。要は大切なのは、情報摂取の方法や情報自体、或いはコミュニケーションの良し悪しではなく、気の持ち様なのだと思います。居ながらにしても、地球を俯瞰出来るような境地になれば、有段者という感じでしょうか。むぅ、頑張ろうっと!