私は生命は宇宙から来た、という謂わば地動説を信じていますが、そのことを或る意味裏付けるような発見がありました。東京大学のチームの発表によると、地球から約400光年離れた、生まれたばかりの恒星である「原始星」の周りに、メタノールなどの有機物で出来た大量の分子がリング状に分布していることを発見したとのこと。

つまり、或る星の上で有機物が誕生したのではなく、宇宙のどこかで出来た有機物が移動して或る星の周りに分布したということです。やはりそうか!確率的には当たり前です。

有機物が宇宙空間を移動することが確認出来れば、地球上の生物も宇宙から移動してきた可能性が高くなるでしょう。ま、それがもし明らかになっても、すぐに何かが変わる訳ではないですが、私たち人間を含む地球上生物を科学する上で、重要な一歩を踏み出すことになるでしょう。

しかしこの手の話を聞いていつも思うのですが、電子望遠鏡で何光年も先の空間の有機物とか酸素とかの存在を確認するのって、どういう方法を使っているのでしょうね。興味津々です。いつか時間がある時に、調べてみたいと思います。宇宙って面白いですね!