私は大学時代、全く授業に出ない最低の学生でしたが、パラパラと教科書はめくったことがあります。法学部という、これまた私としては選択を明らかに間違った学問で、中々興味を持てなかったのですが、そんな中で唯一、"或る程度"読んだ教科書が、刑事政策でした。
刑事政策とは、刑法など関連する諸政策やそれを論じる学問で、実際の刑法が機能するための制度や、実際の犯罪の予防・対策などを、犯罪の実際や実務の動向を考慮した上で研究するものです。
日本は比較的、刑事政策が成功している国だと思います。一方最近アメリカで起きた事件では、それに対する米国を代表する要人たちの発言を聞いていると、刑事政策的な視点が足りないような気がします。
平和って、本当に価値がありますよね。アメリカがもっと平和になることを切に願います。