このつぶやきを書いている時点では、未だ増税延期についての正式な発表がないので、違うことについて書きます。彗星についてです。彗星とは英語ではコメットで、なんかとっても綺麗で素敵なイメージを小さい頃から持って来ましたが、或る時彗星は泥やチリの塊が凄いスピードで飛んでいる状態に近いと知り、がっかりしたような気分になりました。しかし彗星は、そんなものであるからこそ、重大な作用を我々地球人に対して及ぼしてきたかも知れないのです。

最近アメリカの科学誌「サイエンス・アドバンシズ」に発表された研究論文によると、或る彗星の周辺から有機化合物でありアミノ酸の一種である「グリシン」を見付けたとのこと。地球上の生命の起源は、有機の海からポン!と生まれたのではなく、宇宙のどこかで、それは地球よりも遙かに遙かに長い長い歴史の中で生命が生まれ、そのコードが彗星に乗って地球の近くまで飛来し、泥玉である彗星が地球の近くを通る時に泥・チリをこぼしていき、その結果生命コードが地球上に着地し、生命が生まれたのだという説があるのですが、その説を裏付けるものになるかも知れません。

私はこの生命は宇宙から来た説を個人的に支持しています。地球と宇宙の存在の長さの圧倒的な違いや、生命の複雑さを考えると、地球上でポン!と無から生まれたと考えるよりも、大先輩である宇宙から来たと考える方が妥当だと思うからです。天動説よりも地動説とでも云いましょうか。ま、本当のことは分かりません。しかしこのような研究が進み、生命の起源が分かり、本当の意味での生物学が進むといいですね!大きな興味を持って、今後の研究に注意していきたいと思います。