フロリダ州の片田舎に、当社グループのアメリカ拠点はあります。そこに、社外取締役を含めた当社グループの経営陣の半分以上が物理的に集まり、アメリカの経営陣と共に、様々な議論をしています。ラグビーボールをパンティングするように、議論の結果も分からないまま、今後を考えています。そして、机上や論理だけでは正しい答えに達することは不可能なので、様々な物理的なコミュニケーション・セッションを持ちながら、議論を進めています。
現代に於いては、物理的に同じ空間を共有せずとも、様々なコミュニケーションを持つことが可能です。それでも尚、in person、実際に会って、時にボディ・タッチを伴いながらのコミュニケーションは、何にも替え難いメリットがあります。コミュニケーションに近道はない。ローテク・コミュニケーションは、それに掛かるコストも大きいですが、量的な倍数を超える、質的に飛躍した発見も刺激もあります。更に更に、もっともっと、今回の出張の成果を追求したいと思います。