昨晩、かつての部下と二人で食事しました。よく飲み、よく食べ、そして何よりもよく話しました。延々と延々と、話しました。彼と働いたのは、26年前から17年前までの9年間です。それからの17年間、さして会った訳でもなく、本来ならばお互いにアップデートすべきことが本当に一杯あるだろうにも拘わらず、3時間以上ほぼ100%、私が彼と一緒に働いていた時に取り組んでいたことと全く同じテーマを、話しました。

もっと違う話もすれば良かったと今は思うのですが、昨晩はテーマはずっと同じでした。それはかつて一緒に働いた職場、今でも彼が働いている職場のことです。思うに、私にとって、仕事が心の中を占める割合は本当に大きいのでしょう。少なくとも若い時は、全面的に、そしてとっても深く、仕事に没頭していたので(まぁ、今も変わりませんが)、その頃の同僚と話すと頭も感情もその辺りから抜けられなくなるのでしょう。仕事とは、斯くも重いものです。そんなに没頭出来る資本市場、キャピタル・マーケットという仕事場に出会えて、私は幸せでした。

マーケットの良さ、醍醐味をもっと多くの人に感じてもらえるように、もっともっと頑張りたいと思います。