週末に乗っていた飛行機に雷が落ちました。着陸前に高度を落として行ったところ、雲の中でかなりガタガタと揺れていたのですが、いきなりバン!と大きい音がして、私の足下の床に衝撃が走り、その足下がピカッと光ったように見えました。私は前席の下に置いてあった私のカバンの中のPCが爆発したのではないかと思いましたが、カバンをたぐり寄せても異常はありません。乗客も静かで、前方で座っているキャビンアテンダントも普通にしているので、何か事故が起きたことに気が付いてないのではないかと不安になりました。

何か機体に異常が起きたのではないか?キャビンアテンダントに異常を告げようかとさえ思ったのですが、何やら二人で膝元を見てマニュアルかなんかを読んでいるようであり、じきに受話器を取って話し始めたので、もう少々様子を見ることにしました。機体は安定していたのですが、不安な気持ちは消えませんでした。するとキャビンアテンダントからアナウンスが入り、雷が機体に落ちたとのこと、しかし運航に影響はないとのことでした。その後に機長からも説明が入り、雷が落ちたが、計器類に一切異常はなく、運航に支障はなく、御安心下さい、とのことでした。ほぉ。ようやくこれで不安な気持ちはなくなりました。

私は数千回飛行機に乗っていると思うのですが、雷が落ちたのは初めて、少なくとも雷が落ちたのを認識したのは初めてです。あぁー、ビックリした。でも案外日常茶飯事にあるようです。しかしなんでみんなあんなに平静だったのかなぁ。不思議です。何かしらの理由で、私の席付近のみ、衝撃や、音、光が強かったのでしょうか?後で聞くと、着陸した空港のある県は、落雷率の最も高い県らしいので、乗客の人は皆慣れていたのかも知れません。でも不思議だなぁ。どこか腑に落ちないのですが、なんか縁起は良さそうだし、航空会社の対応もしっかりしていて安心できたので、新年に向けてのよい兆しと云うことにしておきます。

さていよいよ本年も残すところ2営業日となりました。いい形で終わって欲しいですね!