11年前に弟が急逝して、それまでダメダメな感じで店を手伝っていた兄が急遽その店を継ぐことになった、都内某所の或る食べものに関する歴史的な名店は、その兄も急逝し、店を閉めることになったとのこと。なんと。しかしまぁもう11年も経っているのですね。急逝した弟から比べると恐らく15歳は高齢になるまで店をやっていたことになり、心身共に疲弊したのでしょう。合掌。

しかしこの名店がなくなるのは残念です。店主が続けて急逝したので、敢えてその食べものが何であるかは伏せさせていただきますが、誰でも必ず食べたことはあるであろう、某お馴染みの食べものの発祥の店であります。インターネットで様々な需給のマッチングや人材のマッチングが行われる昨今、食べ物屋さんの跡取りに関しても、マッチングサービスがあってもいいなと思うのでした。もうあるのかも知れません。でもこの手のお店の関係者は、ネットサービスは使わないかなぁ。

古き名店を残していくための構造改革が必要ですね。延いてはどんなところにも、不断の構造改革は必要ですネ。