やりました!梶田隆章氏がノーベル物理学賞を受賞されました。本当におめでとうございます。そして本当に誇らしいですね。ニュートリノなるものを初めて知ったのは、ブルーバックスで読んだ「太陽ニュートリノの謎」です。この本は調べると1977年4月発刊なので、中学二年生の時に読んだのだと思います。ニュートンの創刊が1981年とのことで、それは私が高校三年生の時ですから、随分小さい時から私は宇宙や物理に興味があったのだと思います。

もちろん「太陽ニュートリノの謎」は全て理解できた訳ではありません。しかしあの頃は良くブルーバックスを読み、少なくとも最初の一章ぐらいは中学生でもなんとか理解できて、想像の世界の中に身を委ねながら、夢を膨らませていたものです。梶田先生は私より4歳年上のようなので、「太陽ニュートリノの謎」が出た時は高校三年生であられたのでしょうか。

今その本が手元にないので確認出来ないのですが、確かその中で、カミオカンデのコンセプトと建設についても書かれていたと思います。それを読んで、心が躍ったことを良く覚えています。凄いなー、そんなもん作るんだ。科学ってカッコいいなぁ。そんなことを思いました。カミオカンデはスーパーカミオカンデになりました。写真で見る限り、これもメチャクチャめっぽうカッコいい。高校二年生の頃までは、理論物理学者になるのも夢のひとつだったので様々な憧れに近い感情があります。今後ニュースや特集で、ニュートリノの話や、スーパーカミオカンデの話、映像などが多く出てくることでしょう。これはしっかり見なければ!などと思うのでした。

いや、本当におめでとうございます。感動しました!