世の中には色々なおみやげがありますが、私は基本的におみやげを買いません。他人にも買わないし、自分にも買いません。いつからそうなのかは覚えてないのですが、もしかしたら中学の学校の旅行で飛騨高山に行ってからかも知れません。なんでそんなことを覚えているかと云うと、おみやげ屋さんの人たちの愛想があまりにも良くて、逆になんか不自然に感じたことがあり、それが妙に心に引っ掛かったことがあるのです。
しかしそんなことは後から考えた云い訳で、そもそももっと小さい時から荷物が嫌いで、どうしても必要なもの以外を旅行中に持って歩くのが、根源的に向いてないのかも知れません。ま、屁理屈はどうでもいいのですが、そんなかんだでおみやげは買わずに生きてきました。
これからもあまり買わないと思うのですが、最近ふとしたことで、自分自身に大きなおみやげを買ってしまいました。出掛けた先の食べものがあまりにも美味しかったので、おなかの周りに大きなおみやげを作ってしまったのです。むぅ。ま、こんなおみやげもあるか。これではしばらく忘れられそうにありません。これからおみやげを元に戻す努力をしながら、おみやげを買った過程を思い出して、それらを消化していきたいと思います。久し振りに買った、とてもいいおみやげでした。