暴落。この言葉は聞きたくないし、使いたくありません。然しながら、今日のマーケットを暴落と云うかどうかは定義次第ではありますが、やはり数ある暴落のうちのひとつであることは間違いないでしょう。こんな時、投資家はどうすればいいのでしょうか?

下がるなら売る、上がるなら買う。これが出来ればもちろんいいのですが、その前にすべきことはいっぱいあると思います。先ずは自らのポジションがどう云うリスクを持ってるかを改めて把握すること。次に、そのリスクが自分の取りたいサイズであるかを確認すること。場合によってはサイズの調整をすること。そして持っているリスクに関係するニュース・情報の取得に努めること。

投資を考える時に、"向き"に注意が行きがちですが、そしてそれはもちろん投資の真芯なのですが、ポジションの確認とサイズの妥当性に対する考察が、常に"向き"と同様、或いはそれ以上に大切なことであることを、決して忘れてはいけないと思います。