日本の政府・企業・個人等が持つ海外資産から海外負債を引いた対外純資産残高が、2014年末で366兆円となり、3年連続史上最高、約四半世紀連続で世界一となったとのこと。因みに2位は中国で214兆円、3位はドイツで154兆円です。凄い数字ですね。しかしこの数字は何を意味するのでしょう?

その implication は複雑で、簡単には云いきれませんが、日本は孤立した国ではなく、あらゆる側面で、高度に、そして大きく、世界と繋がっている国であることが明らかです。いわば大きく海外分散投資の効いている国だとも云えるでしょう。一人負けすることも中々あり得ないでしょうね。こう云う存在の valuation と云うか価値の計算は難しいのですが、一連のアベノミクス政策の中で、価値の見直し・再発見が進むことを期待したいと思います。