またしても長時間フライトに乗っています。そんなに移動ばかりしていて良くカラダが持ちますね?などと聞かれることもありますが、長時間フライトを職業とされている方もいる訳ですから、それ自体が問題なのではなく、どう対処するか、どう付き合うか、どう折り合いを付けるか、そういうことが問題なのでしょう。若い頃は勢いでなんとかなって、歳と共に一時期きつくなって、最近は折り合いが付いたのか、知恵が付いたのか、慣れたのか、全く平気とは云いませんが、あまり問題を感じなくなりました。が、しかし、油断禁物、思考とかカラダの内側は平気でも、筋肉のどこかがよじれるようなことは起きやすくなった気もするので、くれぐれも気を付けたいと思います。
しかし飛行機とは不思議な乗り物です。めちゃくちゃ重いものが空を飛ぶ、しかも電車や太陽電池パネルを貼った宇宙船のように何かからエネルギーの供給を受けるでもなく、予め蓄えた燃料だけで地球の裏側までも飛んで行ってしまう。しかも決して止まらない。凄い技術ですね。クルマより遙かに凄いと思ってしまいます。私は小さい頃からスポーツカーに憧れて来ましたが、ボーイングがスポーツカーを作ったらどうなるのだろう?
翻って考えるに、スポーツカーメーカーの作る飛行機に乗るとしたら、自分はどの飛行機に乗りたいだろう?かつてテリー伊藤さんが「ポルシェ製の宇宙船とフェラーリ製の宇宙船。君はどっちに乗るか?」とクルマ雑誌に書かれたことがありましたが、この整理の仕方はあまりにも分かりやすく、天才的です。私は技術に憧れます。クルマに限らず、私は色々なメカに心を躍らされるのですが、最近感動したのはボーイング787かなぁ。逆に云うとその他の最新メカにあまり触れていない気がします。大小に限らず、最新技術メカの研究を久し振りにしようっと。