私は墓地が好きです。などと云うと、ちょっと変に聞こえるかも知れませんが、単に地理的空間として、墓地の雰囲気が案外好きです。都会の中に突如現れたオアシスのように、静かで、酸素が多そうで、自然が多く、人が少なく、整然としている。もう一つ特徴として、変な人がいない。意識的に公園感覚で墓地に行くことも偶にありますが、通常は移動に偶々脇を通過したり、或いは偶々墓地の近くに用事があって行ったあとに立ち寄ったりと、まぁ受け身的、偶然的に寄ることになります。しかし、昨日も、今日も、何故か偶々墓地の脇を通ることになりました。不思議な巡り合わせです。そう云えば今週は妙に人に会ったり会えなかったりすることが多い週でした。そんな時もあるのでしょう。来週はどんな週になることやら。良い週末をお迎え下さい。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。