そろそろ年末年始の話をするような時期になりました。元来私はホリデーシーズンに東京から出るのが嫌いで、それは簡単に云うと人混みが嫌いだからなのですが、例年も今年も変わりません。しかしこの急激な円安の中では、恐らく普段は海外に行くけれども今年は国内に留まるという云う人も多いのではないでしょうか。そうすると例えば東京周辺のリゾート地、例えば熱海や伊豆などは混みそうです。円安による海外からの旅行者の流入もあるでしょうから、この傾向は更に強くなるでしょう。

円安になるとミクロネシアやハワイではなくて熱海に行く。フランスでのパリとニースの土地の値段差と、日本での東京と熱海の土地の値段差を比べると、後者の方が圧倒的に大きく、しかしこれは上記のような人の流れが顕著になると、その差が縮まるプレッシャーが掛かる筈です。円安になると国内の地価の差が縮まるのではないか。とまぁそう思うのですが、実際は丁寧に観察しないと分かりません。

年末年始はまだひと月も先のことなので、その前にこれからひと月の間に観察したいことがたくさんあります。選挙の行方もそうですが、クリスマス商戦や師走の街の雰囲気はいつもとどう違うのか?これからのひと月は街角ウォッチングをするには格好の季節です。仕事も納会に向けてのこれからのひと月で色々まとめていかなくてはなりません。日本は感謝祭がないので、年末が始まるのがちょっとだけアメリカより早い気がするので、もう年末ウォッチングを始めたいと思います。