NASAが二週間ほど前からアポロ11号のアームストロング船長のセリフを始め様々な宇宙関連の音を公開していることを今日知りました。最近マーケットの動きも激しかったので、うっかりこのニュースを見逃していました。63もの音声ファイルが公開されていて、宇宙飛行士の声から宇宙そのものの音まであり、中々興味深いものです。それらの中でも私の興味を特に引いたのがJFK、ケネディ大統領の宇宙に関する演説の音声です。

宇宙飛行士の声の場合は、その内容に聞き入りますが、JFKの場合は、その声そのものが気になりました。張りはあるけれども思ったよりもずっと高い声で、あまり「カッコいい」ものには私には聞こえませんでした。アメリカ人にはどう聞こえるのだろう?或いは当時はどう聞こえたのだろう?そもそも時代がアップビートだったのかも知れません。

歴史的なイベントに関して、写真などに較べて、声はあまり公開・提供されてこなかったので、較べるものがあまりにも少なく、「本当はこうだった」という修正がされていない可能性もあります。昔のことですから録音はデジタルではなく回転するテープによる録音ですから、ピッチがずれている可能性もあります。これはジャズの古いレコードなどでも昔は偶にあったことです。本当のところはどうなのでしょう?JFKの生の声を知っている人はまだまだ多くいるので、感想を聞いてみたいですね。

NASAの63の音声ファイル。まだゆっくり聞いてないので、他のファイルも聞いて、宇宙に思いを馳せたいと思います。