天津で通称サマーダボスなる国際会議に出ています。私は英語を聞くのが苦手です。外資系の会社に12年働き、今は自社のグループ従業員の約3分の2がアメリカ人で、国際会議にも数十回参加しているにも関わらず、英語を聞くのが苦手です。
話すのは随分得意になりました。昨晩テレビインタビューが1つ。今日、テレビインタビューとセッションでのダイナミックな議論がひとつずつ。明日もセッションがあります。これらの場で英語を話すこと、英語で云いたいことを表現すること、場の雰囲気に合わせてダイナミックに内容を変えて興味を引いたり笑いを取ること。これらのことは上手になりました。しかし聞き取りがツライ。聞く量の方が話す量よりも圧倒的にケタ違いに多いにも関わらず、聞く力は伸びないのです。そのことを今回も思い知らされました。

何故だろう?聞く時はフォーカスが圧倒的に低いのでしょうか?ここでもフォーカスか。自分の持てるリソースを如何に集中させるかが、生き方の上であまりにも重要であることを、ほぼ確信を持って認識しました。フォーカスの行き場所を、しっかりと考えていきたいと思います。