今日、北京で、とても若いアントレプレナー2人と会いました。随分前にこのつぶやきで書きましたが、人は、人種や国籍の違いよりも、年令の違いの方が大きいと思うのです。大学生の頃は、日本の学生もアメリカの学生も中国の学生も、考え方とか雰囲気はそんなに変わらない。もし違いがあるとしても、その違いよりも同じ国の中の大学生と30代、40代、50代、60代の大人との違いの方が遙かに大きい。その思いを今日またとても強くしました。彼曰く、インターネットビジネスで重要なのは3点だと。フォーカスと、ニュー・シングと、オープン・マインドだと。ま、その通りですね。そんな言葉が思いを再認識させたのではなく、その雰囲気が、爽やかなその雰囲気がそうさせたのです。
ところでそのミーティングの後、高速鉄道(いわゆる新幹線)で天津に移動しました。ここで開かれるサマー・ダボス会議に出席するためです。天津駅を降りると、会議のスタッフが待ち受けていて、車へと案内されました。駅のセクションによってバトンリレーのようにスタッフが変わっていくのですが、みんなボランティアで英語を喋ります。ところが!10個ぐらいあるホテルの名前は聞き分けるのですが、ホテルではなくレジストレーション・デスクに先に寄りたいというと、レジストレーション??となって、ホテルのリストを調べ始めるので、諦めてホテルに先に行くことにしました。なんというフォーカスだ。何事も、能力や時間を集中して初めて出力が出るものなのですね。