先日用事があり代々木駅前を歩くことがありました。懐かしい代ゼミの校舎はあるようでないようでハッキリ確認出来なかったのですが、或る建物の奥に「日々是決戦」と懐かしい張り紙がしてあったので代ゼミだと分かりました。私は代ゼミにしっかりと通ったことはありませんが、模試を数回受けたり、夏期講習か何かに申し込むだけ申し込んだことがあります。その程度の関わりではありましたが、代々木駅前は特徴のある雰囲気なので、何となく昔に記憶が戻ります。「日々是決戦」の張り紙を越えると、「代々木Village」なるやたら洒落た空間があり、そこでクイックランチを取りました。こんな素敵な場所があるのかと感心しました。

しかし!あとから知ったのですが、代ゼミは少子高齢化の中で着々と業態変更をしてきていて、校舎はどんどん閉鎖して貸しビルやホテルにしてきており、代々木Villageも元代ゼミ本部跡地とのこと。うーむ。凄い。郷愁にひたるようなことはなく、日々是決戦と着実に社会変化に適応してきたのです。だから代々木駅前もあまり代ゼミ代ゼミしてなかったのですね。予備校にこれだけ先見の明があるとは。

我々も常に先を見て変化していかねばならないと思うのでした。