今日は桃の節供。節供は陽数(奇数)の重なる日。薬草たるよもぎの餅を食べて、身代わりである雛を水に流す。桃の節供は日本では西暦701年3月3日に宮中で開かれ、その後律令で宮中年中行事に定められたとのことで、今日は1313年目の桃の節供となります。
節供は、笹舟を流す七夕などと同様、禊ぎをする日ですが、どうして縁起のいい陽数が重なる日に行われてきたのでしょう?ただ単に禊ぎをするだけではなく、新しい自分に切り替えていく思いがあったのでしょう。だから前方吉報、縁起のいい数字の日に行う。違うでしょうか?
季節はこれからめくるめくように良くなっていきます。桃が咲き、梅が香り、蛤から浅蜊へと変わっていき、そして白魚を筆頭に春の魚が出てきて、発泡する春らしいお酒も飲めます。マーケットも早く切り替えて欲しいですね。