最近古典を読んでいません。和洋中問わず、ちょっと気になって思い出すためにとか、引用するためにページを繰ったりネット検索をすることはあっても、ゆっくりと長く古典を読むことをしていません。時間がないからでしょうか。確かにないのですが、ちょこちょことスマホで新しい情報はかなり拾っているので、全く時間がない訳ではないでしょう。工夫すれば一気読みはできなくても、チョロチョロと読むことはできる筈です。

新しい情報に気を取られすぎているのでしょうか。それは十分考えられます。しかし情報は、正しいパースペクティブをもって整理されないと活用できなかったり、場合によっては雑音になったりもします。古典を読めばそれで済む訳ではありませんが、遠い、動くことのない視点をアンカーに今の状態を見ることには意味がありそうです。

忙しくなればなるほど、心のどこかに古典を読みたくなる自分がいます。先ずは薄めの文庫の古典を一冊、ポケットに入れようかな。或いは身の回りに古典の本を複数散らして置いておくことですね。つんどくから始めるか。