私はかなりの回数飛行機に乗っています。数えたことはありませんが、1,000回くらいでしょうか?乗り遅れたことが2回あります。1回はロンドン市内からの道が渋滞して、ヒースロー空港で目の前に止まっているコンコルドにタッチの差で乗り遅れたこと(結局そのまま一生コンコルドには乗らずじまいになってしまいました)。そしてもう1回はJFKで、ゲートの前まで充分早く来ていたのに、パソコンで仕事をするのに没頭していたら気が付いたら離陸してしまっていたこと。あとは空港内を全速で走ったことは何度も何度もありますが、なんとか乗ってきました。

飛行機が出なかったことは記憶では4回あります。一度はデンバーからアスペンに行く便。天気が悪くなったのでプロペラ機では山を越えられないということになり、会議に向かうため、デンバーでバンのような車を運転手付きで借り、相乗りで山道をヘロヘロになって行ったことがあります。ちゃんと夜遅くには目的地に着きました。もう一度はクアラルンプールからマレーシア内の或る空港に行く便。視界の問題で、何時を過ぎると飛んではいけないというルールで、予定よりちょっと遅れたために飛行機が飛ばなくなってしまったケース。これはタクシーで、やはり相乗りで、街灯の全くない中を、延々と何時間も掛けて進んだことがあります。この時も這々の体ではありましたが夜遅くに目的地に着きました。さらにもう一度は台風が来て松山から羽田への便が欠航した時。この時は台風が完全に来る前に電車で瀬戸内海を越える橋を渡り、新幹線で無事遅くに東京まで帰ってきました。

しかし今日、或る場所へ行こうとするも現地の台風のために便が大幅に遅延し、12時間からほぼ1日遅れて出るというので、元々一泊の弾丸出張だったために他の便に乗り換えていこうと思ったのですがそれも叶わず、結局リスケすることになってしまいました。欠航によって行きたい時間内に目的地に着かないというのは初めてかも知れません。が、これは何か意味があるかも知れません。今日行かない方がいい理由があったのでしょう。そう考えます。ものごと前向きに考えるべし。そう考えると体も軽くなり、視界が良くなり、頭の回転が増します。バリバリ回すぞー。ま、お盆はホームグラウンドに居た方がいいということかも知れません、私の場合。お盆を楽しみたいと思います。