私は生来のせっかちな性格です。落ち着きもなく、おっちょこちょいでもあるのですが、一番際立った性質はせっかちなことでしょう。欲張りな性格でもあり、もしかしたらこっちの方が勝ってるかも知れません。なので目的のためにはアンチ・せっかち、強烈に気の長いことも平気でします。しかし根っこの性格はせっかちです。

さて、世の中のデフレとインフレは、このせっかちな性格に何かしらの影響をもたらすでしょうか?私は元々長い話が嫌いなのですが、最近その傾向が強くなってきている自覚があります。老化現象かも知れません。いや、違うでしょう。仕事以外の話では、呑気に聞くことも出来るのです。仕事関係で長い話が気になる。これはやはりインフレのせいではないでしょうか。

まだインフレとは云えませんが、デフレから抜け出しつつある感はあります。設備投資に前向き、景況感上昇など、景気のいいニュースも最近は良く目にします。そのような中で、長い話が気になります。デフレの時に比べて、単位時間の価値が変わってきていると思うのです。インフレ時は時間が速く進む。単位時間の生産性を上げるためには、少なくとも維持するためには、単位時間あたりの出力を上げる、即ちより意味のある話をするか、それが難しければ従来の説明に使った時間よりも短く話さないと割に合いません。そんなことを思う今日この頃です。あぁ、せっかちだなぁ。。