日中の日本株の変動幅が、ようやく段々狭くなりつつあるように見えます。未だ狭くなったと云えるレベルではありませんが、大波が収まる方向にあるように感じます。昨日黒田日銀総裁は目新しいことを云いませんでしたが、長期国債の変動率が収まりつつあるので特に新たに手を打つ必要はないと云う一方で、実は株式市場の変動率が収まることを待っているのではないでしょうか?変動率が高い時に何をしてもその波の中に呑み込まれて掻き消されてしまう。変動率が下がってから何かタマを出すとボン!と効く。そういうタイミングを計っているのではないでしょうか?少々期待しすぎでしょうか。いずれにしても、変動率が下がることはこの局面ではいいことです。もう少しこの状態が続き、また参院選に向けてじわじわとしっかり上がっていくといいと思います。