2020年のオリンピック開催地が気になります。去年は全くと云っていいほど興味がなかったのですが、最近は是非東京に開催地が決まって欲しいと強く思うようになりました。アベノミクスで日本のマーケットはすっかり風景が変わりました。きっと4月以降、社会の様子、景気も変わっていくことでしょう。日銀新体制発足、参院選とイベントが続きますが、その後の9月に、2020年オリンピック開催地が東京に決まれば、これは爆発的に日本の社会やマーケットに弾みが付くのではないでしょうか。少なくとも東京の資産価格や景気には火が点くでしょう。バブルよ再び。わくわくします。出生率も上がるのではないでしょうか?急いで子供を作れば新小学生の我が子と一緒にオリンピックを見ることが出来る。オリンピック・ベビー・ブームみたいな。まぁ色々なところで様々な前向きの動きが起きるのではないかと思うのです。日本が、7年後に具体的な目標を持てるのは素敵なことです。何年ぶり、いや何十年ぶりのことでしょうか。未だ先の話ですが、こんなことを考えるようになったのも今の雰囲気のおかげです。今日は日銀のリーダーシップが衆議院では承認されましたが、この流れが続いて欲しいですね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。