昨晩は現地香港や深センの広義の同僚とディナーをしました。英語と中国語がチャンポンの会話で、ディナーに関するプロトコールは主に中国ですが、そこに香港風や日本、欧米などが混じり、"東南アジア"的な雰囲気の中で時が経っていきました。経験なのか歳なのか、こういった地に足の着かない環境で足が地に着いたように振る舞うことも出来るようになりました。しかし落ち着いてプロトコールを眺めると、どのような国でも共通するものを感じます。プロトコールは形式ではなく、理由があるからしていることなので、たまたまその表現形態は違っていても、中身が"人と人の付き合い"という一緒のものなので、当然に共通しているのでしょう。そういう共通性に気がつくようになったのは、場数のお陰でしょうか。昨日はお頭もいただきました。明日には帰京しますが、今日一日香港の人の観察を続けたいと思います。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。