先日22日東京証券取引所は、新興市場が上場するグロース市場において、上場から5年で株式時価総額が100億円に達しない企業を2030年以降から上場廃止にするといった新たな上場維持基準案を発表しました。そこで今回は、現在の東証グロース市場において、より厳しく上場から10年以上経過するも時価総額が100億円未満の企業であって、また過去10年間の収益の年平均成長率が10%以上の企業をピックアップしました。

これらの企業は着実に収益を伸ばしているにも関わらず、東証が想定する時価総額の拡大ができていない企業といえるでしょう。今回の発表によって、こうした企業のIR姿勢などに変化が生じるものか、注目してもよいかもしれません。

東証グロースでIPOから10年経過しつつ、時価総額が100億円未満の企業はこちらからチェック