喉を痛めてしまいました。週末に向けて煙(タバコではありません)を吸ってしまったのが原因かと思われます(もちろん怪しい煙ではありません)。昨日の午後から連続でミーティングが入っていて、都合5時間半ほど喋り続けたのですが、4時間目くらいから喉が壊れ始めました。そりゃまぁそうですね。ということで今日は声を出さずに済まそう・・・と行く訳にもいかず、のど飴を舐めながら仕事をしています。即ちそれは会議などで喋っています。

コミュニケーションは仕事の本丸です。ラジオの収録もありました。秘書が響声破笛丸(きょうせいはてきがん)なる効きそうな名前の漢方薬を買ってきてくれました。実物よりも名前の方が効きそうな気がしますが、時間の問題で治ることは明白です。しかし物理的な損傷から風邪気味になるのは至極当然の流れで、引き込まないように気を付けたいと思います。

さて、今日の本題ですが、日本の就業員数に占める若手の比率がぐんぐん下がっています。しかもその傾向は金融業界に於いて顕著のようです。この10年間の金融業界就業員数の減少のほとんどが、25~34歳の就業員数の減少で説明できるようです。唖然・呆然。証券会社だけではありません。銀行も含めて。即ちデフレ・インフレに拘わらず、金融という仕事が若者に魅力的でなくなってきているようです。これは甚だ由々しき事態です。

我が業界は、或いはそれに関する行政等は、我が国に於いて恐らく最大のリソース、世界戦で勝てる最も競争力のある虎の子のネタである"巨大個人金融資産"というものの活用に関して、あまりにも無神経・無戦略に接してきたのではないでしょうか。若い人に魅力的であるように、仕事を、会社を、マーケットを、規制を、パーセプションを、全てを、変えていかねばならないと思います。先ずは当社をどう変えられるか。Tomorrow never comes. 一日一善。やらねば。声が出ない替わりに、色々と思うのでした。