明朝日本時間11時、中国のGDPが発表されます。昨年の10-12月期のもの。事前予想は+9%程度とかなり高いようです。年間を通してもかなりの伸びになるでしょうか。しかしあれだけ膨大に広い国で、たった二週間で速報値とはいえGDPの数字が出てくるというのは、凄いというか不安というか。

日本も実は健闘してますし、この一年で対ドルで元高以上に円高となっていますから、もしかしたらGDP世界第二位のタイトルは日本が奪取しているかも知れません。ま、流石にきついですかね。中国と云えばマグロのお刺身を食べ始めたことで有名で、数年前には築地の初競りでも中国・香港系のお店が最高値でマグロを落札したりして話題になりました。しかし今年は日本のお店が史上最高値で落札しました(10日ほど前の話題で恐縮です)。実に、269キロのマグロを5649万円で落札したとか。これは凄い。単純計算でも1キロ当たり21万円です。2700ドル。頭とか皮とか骨とか抜いたら、正味キロ当たり35万円程度、4500ドルでしょうか。うーん、これは殆ど金(GOLD)の10分の1くらいでしょうか。日本恐るべし。もっともっと日本にも頑張って欲しいですね。

株価は高い方がいい、不動産価格も恐らく高い方がいい、物価はその範囲とかスピードとか幅とか、色々と問題はありますが、緩やかに資産全体の値段が上がる方が日本にとってはいいことでしょう。国のバランスシートを健全化させるためにも、資産価格の上昇はプラスです。明日は中国の話題が盛り上がりそうですが、うまく日本もアジアの成長に乗っていきたいものです。当社グループも真剣に考えています。