やってしまいました。週末と昨日、香港で仕事をしていたのですが(昨日は日本=祝日、香港=営業日)、香港ドルが些か引き出しの中にあったのを忘れていき、週末は現金なしで済ませていました。昨日、兄弟会社のBOOM証券に行くべくホテルからぷらぷらと歩き出し、途中でATMを見つけて現金を引き出そうとしました。海外での利用のために持っているカードで普段は使わないのですが、それでも海外出張も多いので年に数回は使っているカードです。暗証番号は覚えています。が、テンキーの場所で覚えているのです。

さて、ATMの前に立つと一瞬クラッとする気がしました。う~ん、何故か思い出せない!なにかが違うのです。とは云え何度も正しく押してきた番号。今ひとつ自信が沸いてこなかったのですが押してみました。失敗。えー!?ではこうだったか?また押してみる。失敗。ここで止めておけばいいものを、ムキになってもう一度似たようなものを押してしまう。これで3回間違えたので、ちょっと違うメッセージが出ます。しょぼん。その後意気消沈しつつBOOM証券の入っているビルに着きました。

ここのエレベーターは、外国にたまにある、エレベーター・ホールにあるひとつのテンキーに行き先の階数を打つと、どのエレベーターに乗るか指示される仕組みのものです(各エレベーターの中には階数ボタンがありません)。そのテンキーを見た瞬間に、あ~~~~!!!一気に霞が取れるように、克明に番号を思い出しました。先程のATMのテンキーは、並び方が通常と上下逆だったのです。解決して嬉しい。しかしカードはロックされていて無念。ATMの前でもなんかテンキーが変な感じがしたんだよなぁ。なんでメモ帳かなんかにテンキーを落ち着いて書いてみなかったのだろう。後悔先に立たず。ムキになってはいけませんね。

ところで、緩い話題が続いておりますが、昨日の日経新聞の「経済教室」に硬めの長文記事を寄稿させて頂きました。硬めが御希望の方は、是非そちらを御覧下さい。もちろんこのつぶやきも硬軟織り交ぜて書いていきたいと思います。