この週末に新潟に行きます。「マネックス全国縦断投資セミナー in 新潟」に参加するためです。当社チーフ・エコノミスト村上や、チーフ・ストラテジスト広木などと一緒に参加します。新潟は案外近年まで行ったことのない町だったのですが、この5年間ぐらいは毎年のように訪れています。

新潟というと私には安吾が思い出されます。寒い海の中へ、母親への愛憎混じった感情から敢えて入っていって蛤を捕ったという海岸。落伍者として彷徨ったという海岸沿いの松林。安吾の生まれ故郷であるということが、私の「新潟の定義」の全てでした。初めて新潟に行った時、当然の如く私は安吾の海岸を探し求めました。私が見付けた海岸と松林は、勝手に私の想像の中に創られていたイメージとはそれなりに違うものでした。

海岸から引き返しながら、色々と町並みを探索しました・・・野太く、反体制的な安吾の魂を探すように。古くて立派な料亭を覗いたり、伝統があり且つ未だ栄えている商店街の中にある本屋に入ってみたり。或いは新潟では有名らしいタレカツ丼を食べてみたり。そこには安吾らしさはあまりなく、小京都・金沢に似たような豊かで優雅なものを感じたのでした。安吾の精神は、やはり安吾個人のものだったのでしょうか。

そんなことに思いを巡らす新潟に、明日の夕方から参ります。今の新潟に、そして新潟のお客さまに会えるのを楽しみにしています。「マネックス全国縦断投資セミナー in 新潟」にいらっしゃる方はこちらからお申し込み下さい。
→ https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/1570

★お申込みは明日11月26日(金)午前10時までとさせていただきます★