先週の後半に一人、週末に一人、同い歳の古い友人に会いました。「写真」という共通項を持つ、それぞれ34年来、30年来の友人です。定点観測的にたまに会って話をするのですが、一般的でない、或る意味で狭い、とてもユニークな関係をずっと維持してきた、掛け替えのない友人です。それぞれと話した内容は、必ずしも克明に全てを憶えている訳ではありませんが、なんか「ちぐはぐ」なことが多いねぇと、そう話しました。
ちぐはぐ。ちぐは「鎮具」で金槌のことで、はぐは「破具」で釘抜きのことであると云います。自分も、自分の周りも、そして社会もちぐはぐなことが多いねぇと、そう話しながらお酒を飲みました(週末の一人は烏龍茶を飲んでましたが)。昔と違ってちぐはぐとしてきたのか、なべて万事ちぐはぐなところ、最近それに気付いてきたのか。いずれであろうとも、しっかりと新しいバランスを取っていくことが肝要ですネ。