私は新卒で英語も出来ないのに、そして未だ日本で採用活動どころか企業活動もろくにしていなかったのに、当時のKing of Wall Street-ソロモンブラザーズに24年前に就職しました。そしてゴールドマンサックスに転職し、右も左も分からずに奮闘はしていましたが、自分で云うのも何ですが順風満帆の仕事人人生を送っていました。

しかし!日本は変わる、日本の資本市場を良くしたい、そう云う信念や願いからゴールドマンを敢えて辞め、このマネックスと云う会社を創りました。1999年のことです。確かに最初の数年間は日本は変わっていきました。そしてマネックスと云うちっぽけな会社は、それなりに日本の資本市場やそこでのサービスの在り方について、一定の影響を与えてきたと思います。

ところがこの5年間くらいはどうでしょう。日本は時計が止まってしまったようで、金融に至っては時計が逆戻りしているようです。そしてそんな中で、マネックスは改革を進めてきたのか?環境に流されてきたのではないか?自ら環境に対して挑戦し、環境に改革を起こそうとしてきたのか?香港での刺激が、これは昨日書いたように或るひとつの刺激ではなく累積刺激が、私にそんな思いを強くさせ、反省を強く迫ってきます。

Today is the first day of the future to come.
遅れたものは取り返しましょう。