今までで、一番長いロング・ウィークエンドだった気がします。友人が旅立ち、全く思い掛けず、私の心の中にぽっかりと穴が開いたようになってしまいました。私はそういう系統の人間ではなく、しかもいつでも連絡できるので、全くもって不可解なのですが、そうなってしまいました。

当然、時などが素早く解消してくれることだとは思います。金曜日にも書いた王維の詩、「君に勧む更に尽くせ一杯の酒。西の方陽関を出づれば故人無からん。」の後段は、旅立つ友人に対して友達がいなくなるね、と云ってるのではなく、王維自身が友がいなくなる寂しさを表したのかも知れません。ま、こんなこともありますね。

今宵は、我に勧む更に尽くせ一杯の酒といきましょうか。