今日は久し振りにビジネス・ミーティングをしました。しようと思うとバタバタと入るもので、これは東京にいようがニューヨークにいようが関係ないみたいで、あっという間に詰まりました。午前中だけそうしようと思うと、瞬く間に4つのミーティングが入ったのでした。まぁ自分で好んで入れたのですが。。。気持ちのいい、密度の高い午前でした。
アメリカの金融関係者と話すと、日本政府と日銀の無策に一様に呆れると云うか諦めています。なんで何もしないのかと。円高に対して無防備。お札を刷ることもしない。"何もしない国だね"と、一種諦めを通り越して、理解不能と云った感じです。極め付けはデフレに対する寛容さと云うか一部に支持のあること。少なくともこの地アメリカにおいては、全く理解出来ないと云った感じです。
そしてこのデフレ期間の長いこと、デフレ寛容政策が、企業経営者に対しても、敢えて攻めをしない判断を取り易い方向に影響を与えています。これは資本市場的には由々しき事態です。何か良く分からないけど強い・ミステリアスなジャパンなら格別、何か良く分からない競争しないミステリアスなジャパンではしょうがありません。
少なくとも私たちマネックスはそうはならないと、心に強く誓ったのでした。ニューヨークには、やはり定期的に来ないといけないですね。去年は豚インフル、その他の理由で一年間来られなかったので、今後は決してそのようなことのないようにしたいと思います。