日経新聞の私の履歴書は、はっきり云って出来不出来の幅が大変広いように思いますが、面白いものは愛読させて頂いております。日曜日から連載の始まった広岡監督のものも、今後歯に衣着せぬシャープな内容が出てきそうで期待してますが、土曜日最終回だったノーベル賞学者の下村先生のものも、その最終回が秀逸でした。更に特にその最終部分。
「あらかじめ、予定されている成功などはないのだ。日本の若い人たちに重ねていいたい。がんばれ、がんばれ。物事を簡単にあきらめてはだめだ。」-いい言葉です。
私は幼少の頃から「棒ほど願って針ほど叶う」と繰り返し繰り返し聞かされて育ったのと、ひたすら頑張り続ける性格なので、下村先生の言葉は「我が意を得たり」という感がありますが、それでも尚、このような言葉を聞くと元気が沸いてきます。英語でいうと Never give up! とか hang in there! って感じでしょうか。物事を極めた方の言葉には重みがあります。また頑張ろうっと!