各種報道によると、フィンランド沖のバルト海の海底で、200年以上前のシャンパンが発見されたそうです。沈没船付近でダイバーが発見したとのことで、早速開けて飲んでみたら甘く美味しく、きめ細かい泡まであったとのこと。これは驚きです。恐らくフランス革命直前の1780年代のヴーヴ・クリコではないかとのことで、本物であれば一本600万円程度の値が付くだろうと。30本あるそうですから約2億円。かなりのお宝です。
しかし如何に海底で光も酸素も行かず、温度も安定していたとは云え、200年間もシャンパンが崩れないと云うのは、俄には信じ難い話です。私の愛する日本酒ならば、同じ条件でもきっとその10分の1の年月でも崩れてしまうことでしょう。本当に本当の話でしょうか?すぐに一本飲んでみたと云うのも、ちょっと変な気もします。疑いすぎでしょうか?どーも債券畑出身の人(=私のことです)は疑り深くていけません。しかしなぁ。
因みに私は、150年ほど前のウィスキーを飲んだことが一度だけあります。ブランデーのようになっていましたが、とても美味しい代物でした。今考えるとあれも本当だったのかなぁ。ま、美味しければそれでいいですね。このシャンパン、もし本物だったとして、買った人は飲むのでしょうか取っておくのでしょうか。どーでもいい話で失礼しました。所詮お酒の話はそんなもんですね。